昆虫館だより

2015年11月21日(土)
今年のお礼
すっかり更新が滞ってしまいました。
言い訳がましく原因を言いますと、あまりに古いホームページ
ソフトを使っていたのでwindows7で動かなくなってしまったの
でした。
windows7にしたのはかなり前で今年の夏までは普通に
更新で来てたんですがねー。
裏技なんかも使ってだましだまし使っていましたがとうとう
ダメでした。
それで思い切ってリニューアルとも思ったのですが、いままでの
形を残しつつ業者の方に作り直していただきました。

しかし作り直したのは良いけれど今までのプロパイダーでは
画像が全然送れなくなり、思い切って違うところにして
ドメインも取得しました。
すったもんだで今までかかってしまったわけで、皆さまには
最終日のお知らせもできず申し訳ございません。
でも、知らせていないにもかかわらず吹雪の中、22家族も
きていただき感謝にたえません。

今は標本のチェックなどをしているのですが、写真の
エゾリスが毎日来てヒマワリの種をねだります。
周りには松の実なんかが豊富にあってエサに困ることは
無いと思うのですが、まぁおいしいんでしょうね。
来るのはこの2匹だけで、もしかしたら今年生まれの兄弟かな。
2匹一緒に来るわりには喧嘩ばかりしてますがね。

半年間の閉館ですが、また来年もよろしくお願いします。
2015年9月11日(金)
何処から来たの?
前回書いた通りナナフシはエノキにそのまま放しているので
時々通路や窓のところにいることもあり、お客さんから
「逃げてます〜」と教えられることがあります。
今回もいつものように「逃げてました〜」と子どもさんから
渡されてビックリ、トゲナナフシではありませんか。
今年導入していないのです。
え〜何処から来たのでしょう?

考えられるのが、
1)生態館の植物に卵か幼虫で付いてきて大きくなった。
2)おととしの成虫が産んだ卵から今年孵化した。
3)去年お客さんにもらっていてそれの卵から大きくなった。

2)おととしのが今年孵化するのか?
3)ですが、最近健忘気味なんで去年もらっていたのか
 記憶があやふやです。
 そのお客さんが来たら聞いてみよ〜。
1)の可能性の方が大きいかな〜、カマキリの幼虫などが
 結構付いてくると以前園芸屋さんが言ってたんですよね。

それにしても6.5センチと堂々たる成虫です。
今までいることに全然気が付きませんでした。

20数年この仕事をやっていますが、結構上位に来る
ビックリ事件でした。
2015年8月28日(金)
ナナフシ
ナナフシは卵をフンのように落とすばらまき産卵です。
そこから幼虫が孵化して勝手に大きくなっていくというのが
生態館でのサイクルだったのですが、ここ数年幼虫が
あまり孵化しなくなっていました。
どうしたものかと考えたところ、ワラジムシに食べられてるのでは
ないかと思い当りました。
ワラジムシを退治するのは難しいので、今年は産卵用に別に
飼育し、孵化した幼虫を順次生態館に放しすことに。
これが順調で8月上旬から続々孵化しています。

ところが、お客さん「ナナフシって小さいんだね〜」担当「えっ?!」
何と幼虫がたくさんいるので小さくても成虫より目立って
しまったんです。
成虫もまだ10匹以上いるので名札に「成虫は10センチ以上
あります。小さいのは幼虫です」と注意書きをしました。

でも久しぶりの大量孵化にこれで来年も安泰と
ほくそ笑む担当でした。
2015年8月7日(金)
夜の昆虫館
2日の蟠龍まつりにあわせて夜の昆虫館をやったのですが、
当初やろうと思っていたホタルが不可能に。
じゃあ何やるの?ってことで暗くしてカブトムシを放し
ランタンの明かりに来る様子を見てもらうことに。
7時くらいになって外も暗くなってきたので、カブトムシを放すと
蛍光灯に向かってぶんぶん飛び回ります。
これは暗くしたらランタンに来るだろうとお客さんに懐中電灯を
持って生態館に入ってもらいましたが、「カブトムシって
何処にいるんですか〜」とのこと。
何と全然ランタンに来ないのです。
やむなく電気を付けるとまた飛び始めました。
これだったら夜にわざわざやることな〜いので
日中もカブトムシ放しています。
エサのゼリーに集まってバトルする様子も見られますよ。
2015年7月29日(水)
くじの1等と夜の昆虫館について
またまた1等出ました。
28日に名古屋から飛行機で降り立ち、すぐにうちに来てくれて
1等ゲットです。
名古屋市在住のお嬢さんひさきちゃん、7歳です。
本人よりお母さんの方が興奮してましたよ〜。
でも喜んでいただいて何よりです。
残念ながら今ヘラクレスの在庫がないので待っていただくことに。
これにて今年のくじは終了です。

夜の昆虫館の告知でホタルが見られるかも、としていましたが
猛暑の影響で残念ながらダメでした。
じゃあ何をしようかなと考えたのですが、カブトムシを中で放そうかと。
光はランタンだけにして、それに飛んでくる様子が見られると
良いのですが、どうなるかはまったくわかりません。
2015年7月21日(火)
4本目の1等出ました。
この前の連休中に4本目の1等出ました。
士別市にお住まいの吉岡優樹君9歳です。
お姉ちゃんと1本ずつ引いて見事ゲットです。
すごいですね〜。
最近のブログは1等の話題ばかりじゃないの
と言われそうですが、ちゃんと証拠残しておかないとね。
最後の1本入れて、今年はそれで終了です。
2015年7月2日(木)
オオカマキリ幼虫とイベントについて
オオカマキリの幼虫がまあまあ大きくなってきたので販売します。
小さめのバッタかハエなどを食べられるくらいの大きさで
去年より時期が早めです。
いつも成虫になる前に無くなってしますのですが、今年は
多めにいるので成虫までもっていけそうです。
去年からショウジョウバエを使っているのでカマキリは順調です。

イベントのお知らせの方が早かったのですが、今年は蟠龍祭り
に合わせて夜の昆虫館を開催します。
何せ初めてなのでどうなるやらですが、生態館を暗いままで
懐中電灯で観察してもらうという形を考えています。
その時ホタルを放そうと思うのですが、時期が少々遅いので
うまく飛んでくれるかは未知数です。
状況によっては今年限りかもしれません。
昆虫館前の駐車場でお祭りが開催されますので、駐車場は
アスレチック受付前となってしまいます。
かなり遠くなって皆さまにはご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
なお当日日中はいられた方はそのままの券で夜も入れますし、
パスポートの方も入れます。
2015年6月23日(火)
3回目の1等と新顔クワガタ
ついこの間の日曜日、今年3本目の1等出ました。
旭川市にお住まいのこんのかなと君(5才)です。
お友達みんなと来ていて皆さん大喜びでした。
くじがかなり減っていてまた500本に作り直して
すぐですからね。
くじ運のいい子はいるんですね〜。
他の子の目の前で1等をまた入れて再開しましたよ。

新顔クワガタの紹介です。
こちらは激レアのインド産ボーリンフタマタです。
7センチほどでマンディブラリスに比べると
小さいのですが、お値段はヘラクレス越え。
これはオスだけで売っていたので即買いました。
ペアだと3倍してましたよ、諭吉さん4〜5枚ほど。

私はマンディブラリスの産卵もそれほどうまくないので
ブリードははなからあきらめていますので、オスだけで十分。
実は2年ほど前に幼虫3匹をこのオスと同じくらいの
値段で買って、メス1匹しか羽化しなかったという悲惨な過去が
ありまして、標本になったらペアになるんですよ。
暑さに弱いみたいなので、元気に夏を超えてほしいものです。
2015年6月2日(火)
エゾリスの子ども
当館は外観からわかるとおりログハウス調ですので
屋根裏も多分すきまだらけ。
そのおかげかエゾリスが毎年巣を作っています。
ここ最近、展示室の標本箱の裏からガリガリと
かじる音がしていたのですが、数日前とうとう
子リスが中に落ちてきてしまいました。

実はこれ、この日2度目で最初に落ちた子とは別のようです。
自分で巣にもどる事はできないので捕獲して外に放します。
上2枚は生態観察室まで追いつめたところで、下の1枚は
無事母リスと再会して子リスをくわえて運ぶところです。

この時期は巣立ちが近いのか子リスの行動も活発に
なっていて、外にいても壁を登るのに失敗し
ぼたっと落ちたりしていてケガをしないのかと心配になります。
写真ではわかりずらいのですが、この子もちょっと
鼻血が出てました。

この日は最初に放した子リスを探しに母リスが中を
走り回ったりで大騒ぎ。
夜は警報がなってしまうので日中で良かったですし
この後、無事に子リスと会えたようで何よりでした。



2015年5月26日(火)
デキピエンスノコギリ
なーんの変哲もないクワガタに見えますが、以前は珍品。
まぁあんまり採れない時は珍品で、採り方がわかって
入荷量が増えてそれほどでもなくなったて事ですが。
でも本来は翅のふちがオレンジ色なのですが
これは全体が黒い黒化型で結構高かったです。
でも余計普通のノコギリに見えると言えなくもないですね。

話は全然変わりますが、今年はヘラクレスが高いです。
例年春先はそれほどでもなくて、夏になるにつれてどんどん
価格が上がっていったのですが、今年は春先から高いです。
このまま夏も同じ価格か例年のように上がっていくのかは
わかりません。
ですので売店にいつもいるとは限りませんので、どうしても
ほしい方は予約した方がいいかも・・・です。
2015年5月16日(土)
GWに1等2本出ました。
ちょっと遅れてのお知らせですが、GWにくじの1等が
2本出ました。

まず最初は4日に旭川にお住まいのN君。
N君は残念ながら写真をとっていませんでした。
2本目は5日にまたまた旭川にお住まいのあかりちゃん。
上は当たった当日にお兄ちゃんとパチリ。
ヘラクレスがまだいなかったので、お二人には昨日まで
待ってもらっていました。
昨日ようやくN君に送ることができ、今日はあかりちゃんが
取りに来てくれました。
残念ながらお兄ちゃんは来られなかったのですが
とても楽しみにしているようでこちらとしてもうれしいです。

もちろん、また1等は入れてありますのでよろしくどうぞ。

2015年5月12日(火)
さなぎの交換
先週の9日土曜日の事ですが、ネプチューンが
羽化してしまいました。
ひさしぶりのさなぎだったので少々残念だったのですが
まぁなんとかGW中は展示出来ました。
今はギラファノコギリのオスとネプチューンのメスを展示しています

下の画像はポリフェムスオオツノカナブンです。
クワ・カブは輸入解禁されていましたが、コガネムシ類は
ダメだったんです。
近年何種類か解禁されていました。
実は全然知らなくて、最近ずいぶん堂々と販売しているなぁ
と思ってたんですよね。
この前捕まった人もいましたが、ゴライアスは禁止種です。
これはあくまで植物防疫法でして、生きた状態がダメなんです
だから当館では標本では展示しています。
あ〜これが新聞に載ってたやつねーって見ていく人も
いましたよ。
2015年5月2日(土)
桜が満開
例年GW後でないと開花しない桜がこのところの暖かさで
満開です。
写真はアスレチックの方向なのですが花見の穴場ですよ。
今年はキャンプのお客様も多く、焼肉のいいにおいが
漂っています。
強い風が吹くとあっという間に散ってしまうので
花見をするならお早めにどうぞ。
2015年4月28日(火)
1階展示室が明るくなりました。
以前から役場にお願いしていた照明のLED化、
ようやく1階だけですが実現しました。
照明のむらが無くなったし、第一明るい。
なぜ電球色なのかと以前電気屋さんに聞いたところ
当館は木造のログハウス風なのでそれに合わせているとのこと。
でもやはり赤っぽい。
今回は一応電球色なのですが、前ほど赤くなくて
標本の本来の色が楽しめます。
予算の関係でまだ一階だけですが、来年には2階も変わる予定です。

今年のメダマといってもいい新顔のアヌビスゾウカブトです。
中くらいのエレファスの様ですが、ずっと毛の生え方が上品。
レアカブトだから余計そう見えるのかもしれませんが良いですよ〜
なかなか休眠期間が長く半年ほど寝ているようで
まだマットにもぐりがちです。
幼虫で入れて残念ながらメスは死んでしまいました。
成虫はメスでも驚くほどお高いので、また幼虫から
育てるしかないようです。
2015年4月20日(月)
標本の交換
半年間のごぶさたです。

ただいま25日のオープンに向けて急ピッチで
準備をしているところです。

たとえば標本の交換など。
上の画像は交換の途中なのですが
新しい標本と古い標本のちがいがはっきりわかります。
おととしからようやく標本を買う予算が付いたので
ようやくベニトガリシロチョウを全部を新しくすることができました。
他にもちょいちょい交換しているので、興味のある方は
探してみるのも楽しいですよ。

今年もゴールデンウィークと子どもの日のイベントしますので
皆さまぜひお越しください。
2014年10月19日(日)
ノゲイラゾウカブト
今年ももう残り一週間ほどになったこの時期に
なんとノゲイラゾウカブトが羽化。

局地的にしか生息していない結構レア種です。
エレファスとの違いは背中の角の形と
角に毛が生えていないところらしいのですが
小さいエレファスゾウカブトにしかみえませんね〜。
それにしてもこの時期かいって感じです。
メスもいっしょに羽化しているので
ブリードがんばりますか。

今年も26日4時から恒例のやります。
目玉はさわれるコーナーのヘラクレスでしょうか。
寿命のあまりないものか、わけありのものばかり
ですし抽選ですので何が当たるかは運次第です。
来られる方はあまり期待しないでくださいね〜。
2014年9月23日(火)
ひょうが降ってビックリ
昨日は朝から不安定な気象模様。
雷は時折ゴロゴロなっていたのだけど
晴れ間も見えたり。
そうしているうちに午後からどんどん暗く
なってきて急に土砂降りに。
それにしてもすごい音だなと
思っていると「ひょう」でした。
1センチくらいはあったのでは。
屋根の下には結構たまってました。(下の写真)

昆虫館オープンして20数年経ちますけど
初めてです。

夜のニュースによると士別でも降ったようですが
昆虫館から6キロほど離れた自宅では
全然降らなかったようです。
2014年9月12日(金)
コブラヘッドカレハカマキリ
7月1日に交尾を確認していたコブラヘドカレハ
カマキリがようやく産卵しました。
2か月以上かかりました〜。
飼育したのは初めてだったけど、こんなにも
かかるとは思いませんでした。
卵のうから離れないところをみるとやはり
守っているのでしょか。
ちなみに写真は撮りやすいように上下逆に
なっています。
本当はぶら下がった状態でいます。
あとはふ化を待つばかりだけど2ヶ月後で
もう閉館してますね。
今回飼育してみて歩留まり全然悪かったので
全部飼育してみようかとは思っているのですが、
ダイジョウブなのか?
ショウジョウバエ大量培養ですな。
2014年8月26日(火)
フォルスターフタマタ
お盆も終わり朝晩すっかり涼しくと言うより
寒くなってきた今日この頃です。
忙しかったお盆・夏休みも終わってので
ずっと見ていなかったインキュベーター(恒温器)を
のぞいたところ、なんとフォリスターフタマタが
出てました。ギラファやパラワンの感覚で
羽化してもまだ活動しないな、とたかをくくって
いたところ一ヶ月ほどで出てました。
おまけにガードしているようにも見えるけど
これはたまたまこの体制になったのか?
エサもまだ食べていないのに交尾までいくのか?
あわてて飼育ケースに入れてやりました。
これはそんなに大きな幼虫ではなかったので
両方ともメスだと思って一緒に飼育してました。
なんと56ミリの小さなオス。
ちょっと大きめの66ミリのオスも自力でマットから
出ていたのでこの種類は後食が早いようです。
今回は幼虫で入れたのですが、オス4のメス1。
ギラファとかならうれしいんだけど、このマニアックなクワガタ、ほしい人いるのかなぁ。
2014年8月19日(火)
くじ終了について
今年の昆虫くじ15日に最後の一等が出て終了です
今回は旭川市にお住まいの西尾君(13歳)です。
久しぶりに近郊の方に当たりました。
毎年お越しいただいてるとの事で
当たって本当に良かったです。

また来年もオープンからやりますのでよろしく
お願いします。
2014年8月12日(火)
特殊な色のニジイロクワガタ
10日のちびっこ縁日は今年も大盛況に終了する
ことができました。年々白熱するのは輪投げですが
今年は去年より幾分取りやすかったと思います。
今年の何が特別だったかと言うと、昆虫くじは
全てクワ・カブだったんです。
まあミヤマクワガタなんかがちょっとハズレ的な
感じですね。
来年もそうかというとそれはわかりません。

ニジイロクワガタでおもしろい色が羽化しました。
これは今はやりのスーパーレッドのペアから
産まれた個体です。
ほぼブラックで足とかがなんとなくムラサキ色にも
見えるような。
写真で見るとアズキ色にも見えますね。
メスは何匹か羽化していて全くの普通色。
まだ羽化していないオスとメスがいるので
メスに赤いのがでないかなあと
期待しているんですが。
まだ一ヶ月ほどしかたっていないので展示は
もう少し後になります。
2014年8月8日(金)
またまた1等2連発
3日に引き続き5日と7日にも一等が出ました。
今まで出なかったのは何で?って感じです。

5日は横浜からお越しのT・U君(10歳)
そして7日は千歳からお越しの陽斗(ひろと)君
(6歳)です。

3本出てしまいましたが、さすがにまだお盆まで
間があるので出血大サービス、もう一本入れました

くじはホントに運次第。
当る人は一本引いただけで当たったりします。
またそれが面白いのかもしれません。

くじと言えば10日のちびっこ縁日のくじ。
今年は特別の日です。
何が特別かは当日のお楽しみ〜。
2014年8月3日(日)
1等出ました!
くじの1等がようやく出ました。
今年はなかなかでないねーとパートさんとも
話していて、年々自分のやることに自信が持て
なくなっている傾向もあり、もしかして入れ忘れてる?っと少々心配だったので出てくれて一安心。

弟子屈町からお越しの徳永梨奈(10歳)ちゃんと
琉日(りゅうび・8歳・りゅうは王へんじゃなくて日へんなのですがうちのPCでは全然でてきません
でしたスミマセン)くんです。
一等引いたのはお姉ちゃんです。
すごいですね、おめでとうございます。

一等はまた入れて再開です。
2014年8月2日(土)
ネプチューンオオカブト
4月羽化のネプチューンオオカブトがようやく後食
始まりました。
そうなるとやたら活動的になるのです。
一日中ひたすらケースのすみを登ろうとしています
ヘラクレスはあまりやらないので、短足のネプチューンは登りやすいのか?
お客さんにいつもひっかかってます〜といわれるのでいい加減やめてほしいのですが・・・・。

一ヶ月後にはうちのメスと交尾させようと
思っているので、それまで体力温存しといて
ほしいものです。
2014年7月25日(金)
シマリスのチップ
こんにちは、昆虫館の看板リスのチップだよ。
僕は3兄弟で生まれたんだけど、他の兄弟に
いじめられちゃったんで里子に来たんだ。
そのなごりでちょっぴり頭の毛が無いけど
きっとすぐ生えてくるさ。
今は元気いっぱいだよ。
僕はすばしっこいし、逃げたら大変なことになるんでさわることはできないんだ。
でも見る事はできるんで昆虫館に来た時は
のぞいてみてね。
2014年7月11日(金)
コロギス
コロギスはコオロギとキリギリスの中間のような姿をしていて当館では初展示です。

鳴かないのでタッピングといって足で物を叩いて
音を出します。
あまり飛翔力は強くないので素早く走って
逃げるようです。
習性は面白く、日中は上の写真のように
葉っぱを上手に丸めて中に潜んでいます。
下の写真は見やすいようにちょっと開いています。

肉食性が強く、夜になるとこの巣から出て
小さいコオロギなんかを捕まえて食べます。
樹液をなめたりもするらしいです。

ちょっと観察しにくい昆虫ですが、
ご来館の際はのぞいてみてください。
2014年7月1日(火)
コブラヘッドカレハカマキリの交尾
去年ふ化したコブラヘッド、お客さんのところでは
メス2匹が残り一匹が成虫になってしばらくたつ
のでもってきてくれました。
もう一匹ももうすぐ成虫になりそうだという事で
うちのオスと交換。
どっちかがうまくいけばいいねと話していて
昨日一緒にしたところ交尾にこぎつけました。
あとはうまく産んでくれるのを祈るばかり。

それにしてもうちのメスの成長が遅い・・・。
しばらくエサをとらなかったので脱皮するのかと
思っていたんだけど、もう10日もたつので
心配になりエサをやったらまた食べだしました・・・。
うちはコオロギで育ててるのだけどお客さんは
もっぱらハエだそう。
ハエの方が栄養価高いのかなぁ。
つりエサのさし(=ウジ)からハエにしているそうだけどショウジョウバエの幼虫でもげんなりしている私にはハードル高いです。

2014年6月27日(金)
ジャコウアゲハ、シロオビアゲハ続々さなぎに
前回載せた幼虫たち、次々さなぎになっています。
おかげでミカンの木もウマノスズクサも丸坊主に。
ミカンはあんまり葉っぱがなくなると枯れてしますのでちょっと食べられすぎです・・・・。

下の画像はジャコウアゲハのさなぎです。
なかなか面白い形をしていますよ。
10日から2週間くらいで羽化すると思いますので
運が良ければみられるかも。
案外日中羽化しますんで。

スジグロカバマダラとリュウキュウアサギマダラの
母チョウも手に入ったのでそれの採卵も始まります
ようやくチョウが増える時期になってきましたねー。

最近ナナフシがめっきり減ってしまいました。
産卵はしていたようですが、近年あまり幼虫が
出てきません。なんでかなぁ〜。
ナナフシって案外手に入りずらいんですよねー。
2014年6月14日(土)
チョウの幼虫
今の時期残念ながらチョウはあまりいません。
その代わりと言ってはなんですが、よーく見ると
あちらこちらにチョウの幼虫が。
画像の幼虫はジャコウアゲハで、他にミカンの
木にはシロオビアゲハの幼虫がいます。
嫌いな方はスルーして興味のある方は
探してみてください。

下の写真は初めて入りました、リノケロスフタマタです。
大あごの間にある頭じゅんと呼ばれる突起が
特徴で結構レアなクワガタです。
その形からトンカチと呼ばれることもあるそうです。
ただ展示スペースの関係で売店にしか
置いていません。
まぁレアっていってもマンディブラリスより
小さくて正直地味。
暑くなったら標本展示室の方にカブトムシが移動
するんでスペース空いたら考えます。
2014年5月30日(金)
ひきつづきタイガービートル
前回紹介したタイガービートル。
どうやって卵産ませるのかなーと検索してみた
ところゴミムシではなくハンミョウの仲間とのこと

てことは幼虫は土の中に細長い棲みかを作って
近寄ってきた昆虫を食べるってやつですね。
それにしてもどんな土に産むの?
湿り具合は?
土の深さは?等々???ばかりです。

まぁダメもとでやってみようかと思っています。
うまくいったらこの幼虫おもしろいんですけどね。
2014年5月24日(土)
新顔登場
当館初めての登場です。

タイガービートルといってなかなか面白いです。
去年展示していたフランス産のゴミムシはきれいな色は
していたのですが、葉っぱの下にいることが多くて
あまり姿を見られませんでした。
この虫はかなり活動的で、コオロギを追いかけまわして
食べてます。
大きさも3〜4センチはあるので見やすいですよ。
ペアで入ってきているの幼虫採ってみたいのですが
どうやるんだろう。
2014年5月9日(金)
コブラヘッドカレハカマキリ
今年のGWは比較的良い天気に恵まれたくさんのお客様に
きていただきました。
もう桜も満開で今週末は天気も良さそうなので、いい花見びよりのようです。

去年ふ化したコブラヘッドカレハカマキリですが、オスはもう
成虫になりました。6回目くらいで成虫になってしまったので
もうかい!って感じです。
メスはあと2回くらいは脱皮しそう。
比較的長生きの種類なのでペアにはなりそうですが、なぜか
突然死するんですよね〜。
あんなにいたのに今全部で4匹しかいません。とほほ・・・・です。
そして3匹がオス。最後のメスに死なれたらアウトです。
コブラヘッドの通称だけどオスはヒシムネみたいだしねー。
めったに入ってこないコブラヘッドだからメス探すのも大変です。
うまく成虫になってくれ〜と祈るような気持ちであります。
2014年4月29日(火)
ユキウサギがこんにちは
今日はなぜか朝からユキウサギが昆虫館のまわりを
走り回っていました。写真は昆虫館入口の木枠から
そっと撮ったものですが、こんな近くで草をもぐもぐ。
その後2匹いることが判明。
最後は2匹で裏の草むらに入って行きました。

下の写真は新顔のヒメゴホンツノカブトです。
ペアで幼虫を入れて羽化させたものですが、ゴホンツノの
仲間は何とも休眠期間が長い。
これも去年の11か12月に羽化したものですが
しばらく起きそうもありません。
活動し始めても2,3ヵ月しか生きないらしいく
メスも羽化しているのだけどうまくペアリングできるかは
びみょう〜です。
2014年4月13日(日)
ただいま準備中
今は26日のオープンに向けて準備中なのですが
去年、、標本の予算が付いたので気合い入れて
数年ぶりに展翅(てんし)頑張りました。
ひさしぶりだったけどやっていくと何かたのしくなったので今年はまた標本教室復活させようかと思っています。
くわしいことはこれからですが、たぶん随時受け付けます。チョウの場合は展翅板がないとできませんが、クワ・カブはなにもなくてもうちにある死んだ虫でできます。
軟化させないとできないので予約は必要ですが
チョウは展翅板は実費ですが、その他の費用は
クワ・カブも一緒で300円くらいですかね。
詳細はのちほど。
2013年11月20日(水)
遅くなりましたが
かなり遅くなってしまいましたが、今年の営業は
10月27日で終了しました。
最終日には今年もたくさんの方がいらっしゃいましてにぎやかに
終わることができました。

来年も4月の下旬よりオープンしますので、皆さま
またご来館ください。
よろしくお願い致します。
2013年10月25日(金)
最終日(27日)のお知らせ
もう今年も残り3日
例年通り展示昆虫を一部ですが差し上げます。
毎年言っている事ですが、あくまで来年展示できないものや
うちの売店で販売できない翅の開いたものなどですので
あまり良いものはありません。
軽い感じでお越しください。
4時ちょうどから抽選しますので遅れないでくださいね。
2013年10月15日(火)
ヘラクレスの羽化とハナカマキリの交尾
8月から展示していたヘラクレスが12日に羽化しました。
日中に脱皮したので運のいいお客さんは見ることができたようです。
幸いなことにお客さんから別のさなぎをお預かりすることに。
今はそのさなぎを展示していますので、今年は切れ目なく
みることができますよ。

ハナカマキリが交尾しました。
例年羽化時期が合わなくてなかなかうまくいきませんでした。
今年はカマキリの当たり年?
しばらくすると産卵すると思うのですが、ふ化まで45〜50日
ほどだそうでいずれにしても12月くらいですわ。
コブラヘッドの幼虫もいることだし、今年はカマキリがんばりましょう
ってな事で、ショウジョウバエを飼うことに。
担当実はウジがにがてなんですよね〜。(好きな人いるのか?)
小学生の時、体育館の裏でネズミの死骸にわいていたのを
見てからすっかりダメ。
まあキアゲハの幼虫も昔は気持ちわる!と思っていたけど
今は平気だし、ショウジョウバエならそれほどリアルでもないんで。

この仕事していて昆虫のにがてがあるのも少々情けない・・・。
2013年10月8日(火)
コブラヘッドカレハカマキリの幼虫ふ化
8月1日に産卵していたコブラヘッドカレハカマキリの卵のうから
10月4日に大量に幼虫がふ化しました。
今までヒシムネカレハなどは毎年のように野外品で入ってきて
たくさん産んでいたのですが、10年くらい前に3〜4匹出てきたのみ。
なんでもクワガタ類とちがい、カマキリの仲間は野外品でも
交尾済みは稀らしいです。
なんともアッタリーって感じですが、もう閉館までひと月もないのに
100匹以上はいる・・・・・。
たまたまふ化の2日前に丸瀬布の喜田さんが見えていて、
ちょうどその話をしていたところだったので
連絡してもらっていただくことに。
常連さんのカマキリ得意の方にも相当量押しつけましたが
まだ50以上はいるな〜。
急きょイエコオロギを発注して担当もガンバルことに。
大きさは1センチほどでオオカマキリの幼虫よりはかなりデカイ!
エサさえ確保できれば飼育は楽そうですが、それが一番難しい。
来年の春に展示できるかなー。
2013年10月1日(火)
マンディブラリスフタマタ
なんと一ヶ月も更新していなかった・・・・・・・。

マンディブラリスフタマタはかっこいいので売店でも人気です。
ただ野外品ですので寿命がビミョーで当たりはずれが
非常に激しい。
展示しているのは今年3匹目です。トホホ・・。
あたりが良い年はオープン期間中ずっと展示できることも
あるのですが今年はいまいちの年でした。
それに代わって例年短命だったオオゴンオニクワガタは
非常に調子がいいです。
3月に輸入された個体ですがいまだに元気いっぱい。

マンディブラリスは飼育も試みてるのですが、あまり産んで
くれないうえに大きくもならずで、やはり野外品に頼るしかない
状況です。
2013年8月30日(金)
ひさしぶりのケンランカマキリ
すっかり涼しくなりましたね。
あの暑さからそんなに経っていないのに、ずいぶん前のことのように感じます。

ひさしぶりのケンランカマキリです。なんと飼育品。
終令幼虫で入れて、成虫になったので展示しました。
かなりレア物で値段も高かったのにすぐ死んでしまった
野外品と違いますので、ちょっと長く展示できそうです。
ちょっと残念なのが、レア物だしとってもきれいなのに、
うちではなぜかランノハナカマキリの方が人気ある事ですね。
形がカマキリっぽくないからかな〜。
2013年8月15日(木)
またまた一等出ましたのでくじ終了です。
11日のちびっこ縁日は盛況で終了しました。
たくさんのご来館ありがとうございます。
やはり菌糸ビン入りの幼虫がとれる輪投げが一番人気でした。
長蛇の列ができていましたが、忙しくて毎年写真が
撮れないのが残念です。

今日今年3本目の一等が出ました。
千歳市にお住まいの斎藤夢幸(むさし・6年生)くんです。
今年はこれでくじは終了とします。
また来年お楽しみにー。
2013年8月9日(金)
またまた一等出ましたと新顔クワガタ
今年2本目の一等出ました。
美瑛町にお住まいの佐藤太輝(たいき・一年生)くんです。
今回はヘラクレスがいなかったのでネプチューンオオカブトに
してもらいました。
もう一本一等でたら今年のくじは終了と思っていましたが
さすがにこれからお盆が来るしーってことでまた入れました。
その分のヘラクレスは手配済みなので大丈夫ですよ〜。

もう一件は新顔のモンギローニホソアカです。
ニューギニア西部イリアンジャヤ産で以前は大珍品でしたねー。
いまでもあまり見かけないことには変わりないのですが
飼育品が出回るようになりました。
そこそこの大きさになるし、大アゴがかっこいいので
飼育がんばってみようとは思ってるんですが。
2013年8月2日(金)
ひさしぶりのブルマイスターツヤクワガタ
何年ぶりでしょうか?
過去ログみても出ていないので、もう6年以上前に
飼育したのを出して以来のような。
その後も飼育はしているのですがなかなかうまくいかず。
今回も結局飼育品を購入しました。
飼育するとなかなか長歯になりにくいのですが
まあまあのフォルムです。
93ミリありますので結構な迫力ですよ。
ペアで入れたんですがメスがまた大きいんです。
ブリードにも挑戦しようと思っていますが、
いまいちツヤクワガタの採卵はうまくいった事が無いので
期待薄です。
2013年7月26日(金)
一等出ました。
くじの一等がようやく出ました。
旭川市にお住まいの五十嵐春輝(はるき)くん(2歳2カ月)です。
軽ーく選んで1等当てるんだからすごいですよね。
去年といい今年といい無欲の勝利でした。

一等はまた入れました。今年は4等の景品がカブトムシで
なくなったので、例年カブトムシがなくなるお盆くらいで
終わっていましたが、今年は1等がもう一本出たら終わりかな。

なんかこのところヘラクレスが急激になくなってきたので
次に当たった方にはちょっと待っていただくかも・・・です。
2013年7月19日(金)
こんなところで脱皮!
7月も中を過ぎ、5月下旬ころから盛んに鳴いていたエゾハルゼミに代わって夏ゼミが鳴き始めています。
朝出勤すると、なんとパピヨンシャトーの階段で羽化していました。
(分かりずらいですが、下の画像)
まだ色が薄く脱皮してそんなに経っていない状態。
こんな目立つ所でよくカラスなんかに食べられずにすんだものです

エゾゼミかコエゾゼミかは大きさを計っていないので分かりませんが彼らが鳴き出すと本格的な夏って感じがするんですが
今年はもう早々と暑い夏を体感しちゃいましたね。
2013年7月15日(月)
ひさしぶりのアクティオンゾウカブト
かなりの久しぶり?
あまりの幼虫期間の長さから飼育放棄しているアクティオンですが
成虫で入れることができました。
これもなかなか短命なのでみたい方はお早めに。
せめて夏休み期間は展示したいですね。

ちなみに前回紹介したモーレンカンプオオカブトは
死んでしまいました・・・・・。

さわれるコーナーに今年もヘラクレス登場です。
さわるときは気を付けてくださいね。
2013年7月4日(木)
モーレンカンプオオカブト
久しぶりのモーレンカンプです。
4年ほど前に展示したことがあるのですが、すぐ死んでしまった
ような・・・・。
まあ野外品なのでみたい方はお早めに。

只今、当館で飼育したクワガタの羽化ラッシュです。
とはいってもすぐには出せないので8月以降になってしまいます。
今年はちょっと早めに幼虫採れているので、来年は
もう少し早い時期に出せそうです。

ちなみに内容はフローレス産ギラファ、パラワンヒラタ、テイオウヒラタ,グランディスオオクワガタなどなど。
あと、なかなか休眠から覚めないミラビリスノコギリとか
リッキーヘラクレスなど。
グラントシロカブトはまださなぎかな〜。
2013年6月21日(金)
エゾシカ
昆虫館は当麻山のふもとにあり周りは田んぼに囲まれています。
鍾乳洞のあたりは大雪山系から続く山がすぐそばなので
それほど珍しくはないのですが、こんなに近くにエゾシカが
現れたのは20年以上やっていますが初めてです。
場所は昆虫館前にあるハナショウブのあるあたりで駐車場の
すぐ上です。
写真は私が現れたのでちょっと林の方に移動したのですが、
しばらくこちらを見ててすぐには逃げませんでした。
近年シカが増えすぎて問題になっていますからねー。
たまたま迷い込んだのか、こんなところに現われるほど
増えたのかはわかりませんけど。
2013年6月21日(金)
ミニギラファ
羽化から1ヶ月半たったので掘り出した
メスだと思っていたギラファノコギリが何とオスでした。
幼虫の体重が22グラムほどしかなく、その割には
頭はちょっと大きめかなーと思ったので一応は1.4リットルの
ビンでマット飼育していました。
一年半もかかって蛹になったのですが、メスくらいの
大きさだったのでメスなのにずいぶんかかるなーとは
思ったんです。
それにしても何ともちっちゃなオス。
5センチ少々しかありませんでした。
こんなに小さいのに一年半もかかるとは・・・・。
一緒に生まれた兄弟は一年ほどで10センチ超えてるのに
クワガタってホントにおもしろいですよね。
ちなみなチビギネスというのがあるんですが
ギラファは3センチ台でした。
2013年6月14日(金)
アフリカ産ノコギリクワガタ トリオ
左から、サバゲ・ウムハンギ・ミラビリスノコギリです。
どれも新顔ではありませんが、3種そろい踏みは初めてなんで。
ウムハンギは去年のより少々小さめですが、ミラビリスは
そこそこ大きくてかっこいいです。
去年はウムハンギの採卵がうまくいかなかったので
今年はリベンジです。
3種とも野外品で入ってきているので寿命は心配ですが
採卵は期待できそうです。

それにしても暑い日が続いています。
今日は小休止のようですが、土日はまた30℃以上の予報が。
5月上旬は一ヶ月季節が戻ったような寒さで、6月上旬は
一ヶ月先に進んだようですね。ホント変な年です。
2013年5月31日(金)
トゲナナフシの脱皮
ナナフシの仲間は脱皮した後にじぶんの脱皮がらを食べることも
多いのですが、よーく見ると結構グロい。
普段葉っぱしか食べない彼女たちですが、結構おいしそうに
ムシャムシャと食べてました。

あまりいなかったオキナワナナフシですが、以前うちにいた
パートさんからいただいてかなり増えました。
まだ幼虫なのでさわれるような大きさ
になるのは夏休みくらいでしょう。
2013年5月20日(月)
ヒメギフチョウとヨーロッパミヤマクワガタ
今年は全然パッとしなかったGWも終わり、この頃ようやく
暖かくなってきました。
今年は全てが遅れているようで、例年ならGWにピークになる
ヒメギフチョウがこの土曜・日曜にピークを迎えたようです。
生態館前のエゾムラサキツツジで盛んに吸密する様子が
見られました。
写真を取りに来ている方も結構いて、たくさん飛んでいる様子に
喜んでいました。
昆虫館横の林に食草であるオクエゾサイシンがあるのですが、
ここ数年は下草を刈らなくなっているので、生息環境は
年々厳しくなっているかもしれません。
毎年こんな様子が見られるといいのですが・・・。

新顔とは言えませんが、ヨーロッパミヤマは
担当の好きなクワガタです。
日本のミヤマよりもあごが大きくて立派。
赤っぽい色も良い感じです。
中東に棲む別亜種のユダイクスやアクベシアヌスはもっと
かっこいいんですけどねー。
2013年4月28日(日)
オープンしました
いやーすみません、サボってました。
と言うか暇が無くって・・・・・とちょっと言いわけがましく・・・。
あっという間にオープンしてしまいました。
それにしても寒い。網走の方では雪が結構積もったようで。
こちらも雪の予報が出ていますが今のところはまだ
降ってはいません。

画像の虫はフランス産のオサムシです。大きさは3センチくらいと
それほど大きくはありませんが、きれいな昆虫ですよ。
去年入れたアカヘリエンマゴミムシが冬の間に死んでしまったので
代わりに入れてみました。
今年は売店のくじの景品を大幅に変えました。
くわしくは売店コーナーでご確認ください。
今年もよろしくお願いします
2012年10月14日(日)
もうすぐ閉館です。
本年度も残り2週間です。
今年も例年通り28日の最終日には昆虫の抽選します。
毎年言っていますがそれほど良いものはありません。
今回もメスが中心ですので軽い気持ちで来てください。
4時ちょうどのスタートです。

前回紹介したビルマゴホンツノは残念ながら
死んでしまいました。メスは卵産んでくれているのかなー。

ポリオンゾウカブトに替えてこの前羽化した
エレファスゾウカブトを展示しました。
羽化した1ヶ月くらいでエサ食べ始めてビックリです。
夏に展示したマルスゾウカブトは3ヵ月くらいかかったんで。
2012年9月29日(土)
ビルマゴホンツノカブト
今年最後の新顔ビルマゴホンツノカブトです。
通称ウサギちゃん。
背中の角がまるでウサギの耳のように見える
かわいらしいカブトです。
シャムゴホンツノカブトを展示していたのですが、
いつまでたっても起きる気配なし・・・。
ちょうど野外品のが出たので入れちゃいました。
当館初めてですし、ほしいカブトだったんです。
採卵にも挑戦しているのですが、産んでくれるかなー。
2012年9月14日(金)
新顔登場 vol .2
今回は2種類ともパピヨンシャトー初登場です。
上はタンザニア産ウムハンギノコギリ、下はベトナム産
コンフキウスノコギリです。
2〜3年前はミラビリスもウムハンギもとーっても
高かったんですよ。
クワガタ・カブトの世界も流行みたいなのがあって、ヘラクレスの
亜種が色々入ってきたときや、小さいゾウカブトとかタテヅノカブトの小さいのがやたら高かったり等々。
まあ基本初めて輸入された年がバカ高いんですが、2〜3年経つと飼育物が出回って手頃な値段になります。

そんな中で未だに値段が下がらないクワガタがあるんですが、
やはり飼育が難しい種類です。

コンフキウスノコギリはかなり前から地味〜に入ってきてたのですが、
どうも小型のギラファの大あごみたいでしょ。
そんなんでいまいち人気が無いようです。
これはこれで良い味出してるんですが。
まだ休眠期間で木の皮の下にもぐりこんでいることが
多いクワガタです。
2012年8月31日(金)
新顔登場
上の写真の昆虫は当館初めての登場です!
アカヘリエンマゴミムシといいます。
標本にはあったのですがいつか生きているのを
見たいと思っていた昆虫です。
(標本はアカヘリオオゴミムシとなっています)
55ミリと大きさを聞くとそうでもないように思いますが、
実物は結構な迫力ですよ。
赤いふちどりももっときれいですし。
ゴミムシは肉食系でゼリーもなめますが生きたコオロギなんかを
食べます。
さわると排泄物を出してこれが結構くさい・・・。
カメムシとも違った独特のにおいがするんです。

もう一点、ひさしぶりのメンガタクワガタ。
まだ休眠期間で木の皮の下にもぐっていることが多いですが。

このところ北海道だというのに暑い暑い。
明日から9月なんですがねー。
涼しくなるとあっという間に気温が下がっていくので
この暑さも懐かしくなるんでしょうけど。

9月になると新顔がまた何点か入ります。
その時はまたアップしますのでお楽しみにー。
2012年8月27日(月)
ギラファノコギリ
飼育日記のほうかな?と思いましたが、ギラファノコギリの
話題をひとつ。
ギラファのオスはふ化から成虫まで1年半程かかることが
多いのですが、今年は1年もかからず羽化するものばかり。
幼虫期間の温度が高めだったかな?
冬の間はトイレに置いているのですが、例年おんなじ所
なんですがねー。
早く大きくしてしまうと小さいオスになることがあるのですが
どれもまあまあの大きさ。
写真のも1400Lの菌糸ビン3本で109ミリ。
他のも100ミリ越えです。
ちなみにフローレス産です。やっぱ大きくなりますねー。

さわれるコーナーで人気だったヘラクレスですが引退させました。
長いほうの角も折れてしまい、羽化から1年以上経ってしまったのでさすがにかわいそう。静かな余生を送っております。
それにしても寿命ってわからないものです。
半年もさわれるコーナーにいたヘラクレスが1年以上生きて
展示していたケースのヘラクレスは6ヶ月で死んじゃいました。
2012年8月17日(金)
ニセハナマオウ死亡
前回載せたニセハナマオウカマキリですが何と
死んでしまいました。
またまたリベンジならず・・・・・。
あと一回で成虫だったのにー、とても残念です。

その代わりと言ってはなんですが、ケンランカマキリが元気です。
いつもゴールデンウィークが終わるころには死んでいたのですが、
今年はまだまだ食欲旺盛。
せめて今月いっぱいもってほしいです。

売店のところでも書いたのですが、販売するクワガタが
只今ゼロです。
本当にもうしわけございません・・・・・・。
来週以降少しずつ増えていく予定です。
2012年8月7日(火)
ニセハナマオウカマキリ脱皮
ニセハナマオウカマキリが終令幼虫(多分)に
脱皮しました。
本当は今回の脱皮で成虫になるかなーと思っていたんですよ。
なのにまだ幼虫・・・のわりにはデカッ。
ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、
幼虫なのにヒシムネカマキリの成虫と
ほぼ同じくらいです。
今のところ順調に成長しています。
無事成虫になって、きれいな姿を
見せてほしいものです。
2012年7月19日(木)
エレファスゾウカブトの蛹展示
ようやくオオカブト系の蛹展示できました。
今回はひさしぶりのエレファスゾウカブトです。
2か月ほどは展示できるので夏休み期間にバッチリです。
成虫の展示は開館期間中は無理っぽいですが、
今年はマルスとギアスポリオンがいるので
ゾウカブトは当たり年ですよ。
2012年7月17日(火)
一等出ました!とジャコウアゲハの羽化
くじの一等、今年はなかなか出ないねーとパートさんと
話していたのですが、海の日にようやく出ました。
寺下颯馬くん3歳です。「そうま」くんで変換できたので
そう読むのかなー。
名前書いていただいたのですが、久しぶりだったので
少々舞いあがっていて読み方聞き逃してしまいました・・・。
間違っていたらごめんなさい。
その時は申し訳ございませんが正しいお名前ご連絡ください。
だいたいせっかくのヘラクレスも写ってないし、ダメですねー。

前回載せていたジャコウアゲハの羽化が始まりました。
このアゲハは少々暗くても優雅に飛んでいます。
寿命は短いのですが、あまり他のチョウが居ないこの時期に
貴重な存在です。
2012年7月13日(金)
ジャコウアゲハの蛹
今は生態館の中のチョウはかなりさびしい状態。
先月からジャコウアゲハ・リュウキュウアサギマダラ・
スジグロカバマダラ・シロオビアゲハの飼育を始めたのですが、
ようやくジャコウアゲハとスジグロカバマダラがさなぎに
なり始めました。
ジャコウアゲハは去年も飼育して幼虫は日記に載せたのですが
その後さなぎの状態を載せずじまいでした。
なかなか面白い形のさなぎだと思いませんか。
食草の関係で年に一度しか飼育できないので見たい方は
お早めに。
幼虫は去年の8月5日の日記で見てください。
今回は撮るのを忘れていました・・・・ので。

今年も展示室へオオカブトを移動しました。
展示昆虫の数は今がMAXです。
2012年7月3日(火)
B・Bが来たー!
色々な市町村を紹介する企画だと思いますが、今回当麻町に
B・Bが来ました。
本物に会ったのは初めてだけど何かかっこいいよねー。
しぐさとか立ち振る舞いがキャラクターなんだけど
とってもイケメンな感じがしましたよ。
あんまりうまく説明できないけど、ディズニーランドの
ミッキーマウスに会った時とちょっと違う感覚でしたね。

当麻町の紹介は8月19日のドームでのロッテ戦だそうです。
どんなふうに紹介されるかは見られないのが残念!
2012年6月26日(火)
カブトムシのさなぎ
たまたまカブトの蛹室をこわしちゃってまだ前蛹(蛹になる前の
黄色く動かなくなった状態)の幼虫をオアシスに入れて
いたんですが、パートの人に受けたので展示してみました。
この時期になると「蛹室壊したんだがどうしたらいいでしょう」
との質問がよくくるのですが、このやり方が一番いいと思います。
オアシスは100円ショップに売っていますし、観察もできます。
くじで4等当てたお客さんにどうしてもと言われて一個渡して
しまいました。うまく羽化してくれるといいなー。

下の写真はグラントシロカブトです。
ヘラクレスの比べるとずっと小さくて迫力不足ですが
カブトムシだけではちょっとさみしいので出しました。
もうちょっとでエレファスゾウカブトが蛹になりそうなんですよね。
夏休みには展示できるといいんですが。

2012年6月22日(金)
売店プチリニューアルと新しいカブトムシ
売店をちょっと替えました。
生体を置く台を増やしたかったのでそのついでにショウケースも
取っ払いました。まあ大したものが入っているわけでもないのに
ケースの中からっていうのも変でしたし。
すっきりして早くこうすればよかったなーと思いましたよ。
それでももともと狭いので二家族も入るときつきつなのは
相変わらずです。

ニューフェイスのシャムゴホンツノカブトです。
確か初めてなような・・・・。2〜3年前に展示したのは
ただのゴホンツノカブトだったと思うんですが。
これが休眠期間が長いんですよ。
2010年11月羽化になっていたんで1年半?!
成虫で入荷したのですが、ラベルの書き間違えかな〜。
いくらなんでも寝すぎでしょう。
まだ本調子でないようでエサもほとんど食べません。
そのまま死んじゃうこともあるらしいのでちょっと心配な
カブトです。
2012年6月8日(金)
新しいクワガタ
ヨーロッパミヤマの亜種ユダイクスが入りました。
8センチとまあまあの大きさ。
担当は何回か幼虫を育てていたのですがいつもさなぎで
死なれてました。
メスは順調に羽化していたので、オスは大きい分
衝撃に弱いのかと。
様子見たくてさわりすぎが原因みたいです。
今回は成虫で入れたので、産卵から挑戦します。
成虫は寿命が短いのでお早めに。

前々回紹介したオオゴマダラ、やはり羽化始まりました。
羽化すると金色はすっかりなくなります。
一番左のさなぎも羽化が近づいて色が
変わってきたところです。
2012年6月1日(金)
オオムラサキ
今年はオオムラサキが結構うまくいってます。
越冬幼虫を起こすタイミングが悪くて失敗していたのですが、
今年はばっちりでした。
一緒にいれたゴマダラチョウはもう成虫になりはじめました。
オオムラサキの幼虫は大きくなるので結構迫力あります。
でも木の葉で静止している時の拝んでいるようなポーズは
いつ見てもかわいいなーと思うのは私だけ?!
2012年5月31日(金)
チョウのさなぎとマルスゾウカブト
久しぶりの展示するオオゴマダラのさなぎです。
いつ見ても圧倒される輝きですね。
他のマダラチョウと違って、こちらで代用になる食草がない
オオゴマダラは飼育できません。
冬季間閉館している当館では食草を確保しておくのも難しいです。
今回は飼育をお願いしているところで羽化が間に合わなくて
さなぎで来ました。
金色のさなぎが見られるのも今週末くらいが限度でしょうか。
もうそろそろ羽化しそうです。

こちらも久しぶりのマルスゾウカブトです。
胸の角に少々難がありますがスルーしてください。
ポリオンゾウカブトとはちがう背中の輝きと
ゾウカブトならではの迫力を見に来てください。
2012年5月26日(土)
タイコウチの産卵
タイオウチの産卵が始まりました。
オアシスに産みつけられた様子は一瞬カビのようです。
よ〜く見ると毛のような物が生えていますが、これは
呼吸するためのものです。
近くには交尾中のペアもいますね。
自然界ではミズゴケなどに産卵します。
コオイムシも卵を背負いだしたし、また水生昆虫の
怒涛の出産ラッシュが始まりましたね。

前回書いたさなぎですが、グラントシロカブトのさなぎを
ちょっと出していたのですが、今日羽化してしまいました。
ってことでしばらくさなぎの展示はお休みします。
2012年5月22日(火)
ヘラクレスのさなぎ
蛹で展示していたヘラクレスですが、土曜日の午後から
羽化してしまいました。
日曜にはまだ茶色い翅のヘラクレスをお客さんに
見ていただけたのですが、次の展示が無い。
同時期のが居たのですが、まだ幼虫してました。

困ったなー、メス展示してもおもしろくないし・・・
と今思案中です。

それとは全然別なのですが、金曜日に
タランドゥスのカワラ菌糸の劣化が
はげしかったので取り替えようしたところ
なんと羽化間際のさなぎが出てきました。
去年の10月頃にふ化したのにもう羽化するとは。
タランドゥスは初めて飼育したので成長の
速さにビックリです。
これはまずいとあわてて人口蛹室へ。
心配しましたが次の日に脱皮。
日曜には羽化不全もなくきれいな成虫に
なってほっとしました。
ざっと計って7センチ弱ほどだったので、まあ初めてにしては
上出来かなー。

2012年5月18日(金)
さわれるコーナーのヘラクレス
さわれるコーナーを作って初めてのヘラクレスです。
よーく見ると頭の角が途中で切れています。
これは生まれつきのもので、多分蛹になる時に
どこかにひっかけちゃったかな。
最初で最後のヘラクレス登場になるかもなので、
さわってみたい方はお早目にどうぞ。
力はとても強いので小さい子は必ず大人とお願いします!
2012年5月8日(火)
去年のさなぎ
去年の9月6日の日記に書いたアゲハの蛹が無事に
羽化しました。
生態館の中は暖かいので外より早めです。
2匹飛んでいたのできっとどこかで蛹になっていたのでしょう。

今生態館のエノキの木ではゴマダラチョウとオオムラサキ
の幼虫を育てています。
両方とも幼虫で越冬します。
去年はオオムラサキに挑戦したのですが、休眠から起こす
タイミングが悪いのか失敗。
今年は今のところゴマダラチョウはうまくいきそうです。
休眠中は枯れ葉にまぎれるので枯れ葉色ですが、脱皮して
このような緑色になります。
まだ2・3センチの小さな幼虫ですが、
なかなかかわいい顔をしていると思いませんか?
2012年5月7日(月)
連休終了
怒涛のGWも終了ですねー。
後半の天気はいまいちでしたが、前半はとっても
暖かかったですね。
今年のヒメギフチョウは1・2日の夏日になった頃がピークでした。
満開になったエゾムラサキツツジの周りをたくさんのチョウたちが
舞っていてとてもきれいでしたよ。
今年の冬は寒かったのでかなり遅れるかなと思っていたのですが気温の上昇とともに一気に羽化した感じですね。

一気にといえば桜もGW中に満開になってしまいました。
例年この辺りは連休後に満開になることが多いのでビックリです。
そんな中で下の画像は昆虫館の裏にある桜の木です。
去年の強風で途中からポッキリ折れてしまったんですが、
たくましく花を咲かせていました。
撮った時が夕方だったので少々しぼみがちですが、とても
きれいに咲かせていました。
まさにど根性桜です。
2012年4月29日(日)
ニセハナマオウカマキリ
初めての登場、ニセハナマオウカマキリです。
「魔王」の名がついたカマキリの最高峰です。
めったに売っていない種類で、実は以前閉館間際に幼虫を
入れたことがあったんです。冬の間育ててオープンに成虫を展示しようともくろんでいたんですが、成虫になる前に死なれてしまいました・・・。
だから今回はリベンジなのです!!
これはまだ4〜5令くらいなので、今度こそは絶対成虫に。

今年はカマキリが充実しています。イカガタカレハカマキリ
(下の画像)というちょっと変わったのとか、久しぶりに
ケンランカマキリいれました。
ケンランカマキリはなかなか寿命が短いので、
見たい方はお早めに。
いつもGW中しか展示できてません。

他にコブラヘッドカレハ、おなじみハナカマキリ、ヒシムネカレハなどを展示しています。
ゼブラカマキリというのも幼虫で入れたんですが、今はオオカマキリの幼虫にしか見えないので、成虫になったら展示します。

今年は別コーナーで飼育専用の日記を載せようかと思います。
三日坊主にならないようにしなくては。
2012年4月19日(木)
標本
今年はクワガタのケースの内容をちょっと替えてみました。
どちらかと言うとおなじみのを前面に出した感じですね。
あとは蛾のケースも一部替えてあります。
何処が変わっているか、当てることができる方はかなりの通ですよ

前回も書きましたが、20周年ということで、ゴールデンウィークまでイベントします。
まあそんなに大々的ではないですけど、5月6日までの
子どもさんへの粗品プレゼントと4・5日のくじを考えています。
くわしくはイベントコーナーへどーぞ。
2012年3月28日(水)
まだまだ雪だらけ〜
最近ぼちぼち開館準備を始めたのですが、雪が例年になく多い!
上の写真が中旬ころ、下がようやく除雪してもらった状態ですが
こんなに雪の山が高いのは初めてです。
今年はオープンがちょっと遅くて、4月28日からなんですが雪が
残っていそうですねー。

まあ少しずつでも暖かくなってきているので、ぐんぐん融けては
いきますが、一番心配なのは水生昆虫採りです。
春先の沼にヤゴなんかを採りに行くんですが、例年でも結構
雪が残っているんで、今年は確実に雪だらけ。
あ〜採れるんだろうか〜。
これからの天候に期待です。

今年は20周年です。去年が20年目だったのでイベント的に
やろうと思っていたのですが、震災でそれどころでは
なくなったのでやめました。
今回もまあ切れのいいとこなんでちょっと考えようかと思っています
2011年10月18日(火)
最終日のお知らせ
パピヨンシャトーは23日で今期の営業を終了します。
最終日に恒例のイベントしますが、何が出るかは当日まで
わかりません。
毎年言っていますが、まぁ大したものは出ません。
寿命のあまりないもの、足が欠けているものなどなど。
昆虫館も今年の見おさめだし、ちょっとのぞいてくるか〜くらいの
のりでお願いします。あんまり真剣にかまえないで、おおらかな
気分で何が当たるか楽しんでいってください。
4時ぴったりに始めますので。
ご希望の方は植物もお持ち帰りください。アブラムシ、
カイガラムシは付きまくりですけど・・・。
2011年10月7日(金)
パプアキンイロクワガタ
パプアキンイロクワガタは色の変化に富んでいて、色虫好きの担当にはたまらない魅力のあるクワガタです。
色の変化はメスによくでるんですが、オスにもいるんですよねー
きれいな色のが。
写真のようにレッド系・パープル系・ブルー系の他に
今回手に入りませんでしたがブラック系もいます。
これらは熱心な方が累代飼育をかさねて色を
固定化させたものです。
大体70〜80%でその色が出るそうです。
なんで今頃って思われるかもしれませんが、これから飼育すると
来年ちょうどいいんです。プリンカップで飼育できて、幼虫期間も
短いのでおもしろいですよ。来年ご期待くださいって大丈夫かなー
2011年9月22日(木)
昆虫の寿命
お客さんに一番多く聞かれるのがクワガタの寿命はどのくらい?
という事です。
これが一番悩ましい質問で、種類ごとに当館で飼っている
経験でお答えしてはいるのですがあくまで目安です。
この写真の飼育品のギラファはちょうど一年経ちました。
あごの先は欠けて、左後ろ足のフセツも切れていますが、まだまだ
元気で長生きしそうです。個体によって同じ種類でも半年以上の
差がでます。

でも寿命といっても正確には活動期間です。
ゾウカブトの仲間は幼虫期間が長くても羽化してから半年くらい
しか生きないので短命って思われますが、幼虫で3〜4年
すごしているので、幼虫期間1年半、羽化して1年のヘラクレス
より長く生きてるわけですから。
成虫になってから2週間程しか生きないセミの中には、13年ゼミ
とか17年ゼミという非常に幼虫期間の長い種類もいます。

大人の期間が長いのと、子どもの期間が長いの、どっちがいいかなー。
2011年9月16日(金)
ハラビロカマキリの脱皮
日に日に涼しくなってきました。
標本展示室に置いてあった
カブトムシも最低気温が下がってきたので
生態館へ移動しました。
それでも今年は気温の高い日が
続いたので例年より長かったような。

今回はハラビロカマキリの脱皮が撮れました。
二腹ほど幼虫をいただいたのですが
(多分100匹以上はいる)
最終的に残ったのがメス2オス1。
途中何匹か販売しましたけど
あまり成績は良くないですねー。
1匹づつ飼ってても結構幼虫で死ぬんですよ。
まあ展示するのには1匹居ればいいんだけど
飼育に手間がかかるので、なんだかなーって気はします。
2011年9月6日(火)
こんな所にチョウのさなぎ
今の時期チョウの飼育はアゲハ類のみ。
飼育と言ってもミカンの木で勝手に大きくなっているんですが。
この時期、庭の木に幼虫が付いてましたと持ってくる方が多くなります。
サンショウに付くのがアゲハでニンジンなどに付くのが
キアゲハです。
今回はアゲハを持ってきていただいたので、ミカンの木へ。

他にシロオビアゲハという沖縄のアゲハも少々います。
幼虫はさなぎになる時、結構離れた場所を選びますのでこんな展示台の下でさなぎになったんです。
これは多分アゲハの方。
ただアゲハの場合生態館の中ではあまり長生きできないんですよ
沖縄のシロオビアゲハのようにヒラヒラ飛ぶわけでないのでガラスにぶつかってしまうんです。
それにアゲハにとっては明るさが足りないらしく、なかなか花で
吸密できないので地元のチョウですし、羽化したら外に放します。
日本のチョウとはいえ地元以外のチョウは決して
放さないでくださいね
2011年8月23日(火)
ケンタウルスオオカブトのさなぎを展示
展示していたネプチューンが羽化しましたので、ケンタウルス
出しました。
以前も展示したことがあるのですが、残念ながらさなぎで死んで
しまい成虫が展示できていません。
今回はうまく羽化して来年展示できればと期待しています。
ネプチューンの羽化のようすは別に載せましたのでそちらをどうぞ

心配していたゾウカブトもエサを食べだし一安心。
オオカブト類の産卵はいつも秋口になってしまいます。
今年はゾウカブトもガンバルゾー。(おやじギャグ?)
2011年8月16日(火)
1等でました
とうとう2本目の1等出ました。
札幌市の稗田一瑳(ひえだ いっさ)君です。
1本で当てたんですよ、すごい強運ですね。
くじも残り100本ほどだったし、もうそろそろと思っていたところ
ようやく出ました。4等のカブトムシもなくなったのでくじは終了と
なります。

14日のちびっこ縁日は盛況で終了することができました。
忙しくて写真をとることができず残念。
来年も良い景品が出せるようにがんばります!
2011年8月10日(水)
もう少しでちびっ子縁日
14日はいよいよちびっ子縁日です。
今年はお盆と重なるのでどうなるか心配なような、楽しみなような。
毎年数字合わせくじが目玉なのですが、今年はもう一つ。
輪投げに菌糸入り幼虫出します。
同じ時期の他の幼虫はもうさなぎになり始めていますので、
このまま羽化までいけます。
ビンを取り換えたばかりで41gですので、まあまあの大きさの
成虫になりそう。
これを2本とニジイロの同じくさなぎ間近の1本、最近割り出したばかりの幼虫2本の合計5本。
他の景品にまじってでますのでがんばってゲットしてください。
もちろん大人もできますが、なんせちびっ子縁日ですので。
2011年8月7日(日)
新しいさなぎとゾウカブトの展示
珍しく3日連続の更新です。
例年ならこの時期忙しくてホームページまで手が回らないのですが
今年はなんと4日から実習生が来てるんですよね。
この仕事20年やってますが、初めてです。
何度か学芸員の実習の問い合わせはあったんですが、うちの場合学芸員いませんので。
女性の方で14日までの予定です。

ネプチューン掘ってみたところ、うってつけのさなぎが。
前のさなぎより大きくてビックリ。
夏休み中は展示できそうです。

ようやくゾウカブト入手しました。
7月の羽化でちょっと出す時期が早くて心配ですが、今出さないで
どーすんの?と思いきって展示しました。
ペアで入れたので次世代も期待しているんですが、どうか
死なないでと念じております。
2011年8月6日(土)
ヘラクレスまたまた羽化
7/29に展示したばかりのさなぎがもう羽化してしまいました。
もう少し長く展示できるとおもったのですが・・・。

上が羽化したて8時30分の状態。
上ばねもまだのびきっていません。全体にやわらかい感じです。
下は4時間ほど経った1時10分の状態。
上ばねも色づいて、少ししっかりしてきました。
でもこのままエサも食べずに2か月ほど休眠します。
ちょっとカッコ悪いなと思っていた頭角もあまりわからなく
なっています。

あとネプチューンのさなぎどうかなー。
ちょっと掘ってみようと思います。
2011年8月5日(金)
チョウの幼虫
まー苦手な方は多いかと思いますが、チョウの幼虫の紹介です。
上がジャコウアゲハで下がスジグロカバマダラの幼虫で、7月26日の日記のさなぎになった幼虫です。

マダラチョウの仲間は沖縄地方のチョウで周年発生し、
暖かければ1ヶ月もしないでさなぎまでなってしまうので、
どこの昆虫館でも見られます。
でも北海道では一般的ではないのでよく子供たちに「蛾だー」って
言われます。
翅を広げてとまるのは蛾、と思っている方も結構多いですしねー。
(昔はそう習ったと言う方もいました)

ジャコウアゲハは本州にもいますが、さなぎの形が
とってもユニーク。
それ見たさに来館された方もいたのですが、その時はまだ飼育時期でなかったので残念なことをしました。
もっともジャコウアゲハは毎年必ず手にはいるとも
限らないんですよね
なるべく入れるように努力はしております。
さなぎになったらまたアップしますね。
2011年7月29日(金)
ヘラクレスオオカブトようやく羽化
以前展示していたヘラクレスのさなぎから昨日ようやく羽化しました。
朝のうち脱皮したらしく、もうすっかり脱いだ後でしたが白い状態は
撮れました。見ずらいですが、下翅はまだ出た状態です。
今日見たらすっかり下翅もおさまって、上翅は茶色くなってました。
ちょうど2カ月半かかりました。

羽化したからって安心もできないんですよね。これより早く
羽化していたのがいたんですが、羽化日から一カ月経ったんで
出してみたところ死んでいてガッカリ。
時々お客さんにも聞かれるんですが、突然死の原因は
わかりません。
ちゃんと蛹室の中で羽化させても死んじゃう時はあります。
これの代わりに出した蛹、ちょっと頭角が曲っています。
ちょっとカッコ悪いですがこれも予約済みです。

売店のところにも書いたのですが、うちの飼育分はすべて
予約済になりました。
とりあえずリッキーの135ミリ成虫オスのみはいます。
2011年7月12日(火)
カブトムシの移動
例年より少々遅れ気味でしたが、このところ暑さが増してきたので
カブトムシを標本展示室に移動しました。
生態館も冷房は入るんですが、陽射しも入る分あまり冷えません。
標本室は日が入らないので冷房のききはバッチリです。
ヘラクレス・ネプチューン・グラントシロ等々いろいろ展示して
いるのですが、何かが足りない。そう、ゾウカブトが居ないのです・・・。
ほぼ6月からずーっと探しているのですが、数が少ないうえに
た・か・い!
幼虫期間の長さからか、飼育者が少ないようです。
まー担当もその一人でしばらくさぼってました・・・。
買った方が楽ーなんて悠長にしていましたが、この状況に深く反省。
今年から飼育再開します。とはいっても成虫見られるのは
3〜4年後ですけどね。
2011年7月5日(火)
ギラファのオス
クワガタの仲間はオスがメスより断然大きく、ときには一緒に
入れるとメスははさみ殺される場合があります。
特にヒラタ系に多いんですが、ギラファでも時々おこります。
交尾をさせるため一緒にする時は気をつかうのですが、画像の
ようにメスをガードする行動がみられるとうまくいった証拠です。

他のオスからガードしているのですが、さながら「俺の女に
手を出すな!」ってとこですね。

その後メスは順調に産卵して、もう幼虫になってきています。
2011年6月3日(金)
エゾユキウサギ
なんとエゾユキウサギの激写に成功!
(ちょっとわかりずらいですが・・・)
なーんて、そんなにすごい事?って感じですが、
エゾリスとちがってエサ台に来るわけでもないし
見つけても逃げ足が速いので
なかなか撮るのは難しかったんです。
姿自体も見るのは2〜3年に一度くらい。
それが今回はパピヨンシャトーから10メートルほどの林で発見。
写真を撮ろうと少しずつ近づくとやはり素早く逃げられました。
それでも一度振り向いたところをパチリ。
もうすっかり夏毛ですが、おしりのあたりの
白い毛がわかりますか?
パピヨンシャトーは当麻山のふもとにあるのですが
山といってもまわりは田んぼに囲まれた
標高300メートルもない山です。
展望台に登っても往復1時間もかからないハイキングコース。
運が良ければこんな動物たちにも会えるかも。
2011年5月21日(土)
ネプチューン成虫に
なあーんとネプチューン成虫になりました。
思ったより早かったです。
今日は事務所の方だったので、生態館担当のパートさんに聞いて
ビックリ。
丁度↓のヘラクレスがいて、切れ目なく蛹の展示ができます。
それにしても脱皮直後の翅の色はいつ見てもきれいですね。
この時しか見ることができない貴重な一瞬です。
せっかくなので今日一日展示して、明日からヘラクレスにします。

ちなみに下の画像はヘラクレスの脱皮殻です。
結構きれいにぬいじゃうと思いませんか?
背中が割れてするりと出た感じです。
2011年5月20日(金)
ヘラクレスの蛹
ヘラクレスのマット交換をしている時、うっかり蛹室を
こわしてしまいあわてて人口蛹室へ。

その2日後には蛹になっていました。ふーっあぶないあぶない。
それにしてもこの蛹、ちょっとおかしいと思いませんか?
そう、何と鼻ぺちゃ。
実は鼻ではなく頭の角なんですが、脱皮してすぐは
こんな状態です。
ちょうど風船に空気を入れるような感じで
体液を送りこんで伸ばしていきます。
先に胸の角は伸ばしたようで、若干曲ったのが残念。
この時何かにぶつかったりすると、ひどく曲ったりします。

数時間後にはしっかり伸びて、色もだんだん
濃くなってきました。

今月の末か来月の上旬にはネプチューンが
成虫になってしまいますのでこの蛹を展示しようと思います。
2011年5月13日(金)
ヒョウモンカマキリ
幼虫で展示していたヒョウモンカマキリが脱皮して
成虫になりました。
食欲も大変旺盛。でもメスしかいないので次世代は残念ながら
無理です。

下の画像はボクサーカマキリです。体長は4センチ無いくらいの
カマキリですが横の物体は何でしょう?
何となんと卵のうなんですね。
体より大きい卵のうでびっくりしました。
卵のうの中にはたくさんの卵が入っているのですが、
どのくらいあるんでしょうかねー。
色も緑色でとってもキレイです。この色からして自然界では
葉っぱの裏にでも産むんでしょうか。
成虫で入ってきているので、もしかすると幼虫も
見られるかもしれません。
2011年5月10日(火)
ヒメギフチョウ
今年は雨模様ばかりでなかなか姿を見せなかったのですが、
ようやく現れました。

桜の開花も寒くて遅れ気味ですが、このエゾムラサキツツジも
例年より開花が遅いようです。それがようやく咲き乱れたところに
待ちかねたようにヒメギフチョウが集まっています。
今の時期は吸密源も限られるのでみんな夢中で吸っている感じです。
晴れて暖かくないと見られないのですが、いつ見ても
のどかで良いものです。

ちょっとわかりずらいのですが、下の画像のメスは交尾済みです。
そろそろ産卵も始まるでしょう。

それほど多く生息しているわけではないので、とるのは写真だけで
お願いします。
2011年5月5日(木)
一等出ました。
昆虫くじ今年第一号の1等出ました。
長南陸空(おさなみりく)くんです。おめでとうございます!!
やはり当てる秘訣は気合いですね。陸空くんは気合いがちがいましたものね。他に3等も2本当てましたからすごいですよ。
今年のゴールデンウィークはずーっと天気が悪くって
どんよりしていましたが、久しぶりに明るい話題です。

子どもの日の企画も今日が最終日です。
今回参加できなかった方は8月に子ども縁日もありますので
よろしくお願いします。今年はなんとお盆の14日です!
2011年5月4日(水)
ホソアカクワガタ
今回はホソアカクワガタの紹介です。

まずはホソアカクワガタの王様エラフスホソアカクワガタです。
大きさといい、あごの形といいやはりカッコイイですねー。
エラフスとは鹿のことで、なるほど納得のあごの形です。
展示しているのは94ミリですが、大きいのになると100ミリを
越えます。頭の部分がほんのりと紫色でしぶいですよ。

下の画像はクプレオニテンスホソアカです。
同じくらいに写っていますけどゼリーの大きさでわかるとおり
エラフスよりずっと小型です。この個体は61ミリで中型の
ホソアカクワガタです。

どちらも幼虫飼育は難物で、なかなか大きな成虫にならなかったのですが、最近材飼育でいけることがわかったようです。
当館では全然挑戦していません。根性ないですねー。
2011年4月29日(金)
今年のカマキリ
今年もおなじみのハナカマキリ、ヒシムネカマキリに加えて、
コブラヘッド(上の画像)とヒョウモンカマキリ、ボクサーカマキリ
を入れました。

コブラヘッドはカレハカマキリの仲間で、見ての通り
胸の形がコブラの頭のようなのでついた名前です。
以外に入荷しない種類で、ずーっとほしかったのですが
ようやく手に入りました。
野生のものは交尾済みな事が多いので、うまく産卵してくれれば
良いんですが。

下はヒョウモンカマキリの幼虫です。何年か前に入れたことが
あるのでひさしぶりの登場です。
鮮やかな緑色でなかなかきれいですよ。

ボクサーカマキリもおもしろいカマキリですので
来た時にはよーく見ていってください。
2011年4月23日(土)
オープンしました
今年はネプチューンの蛹を展示しています。なかなかタイミング
良く出せないのですが、なんとか間に合いました。

子どもの日のイベントもありますのでよろしくお願いします。


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